気象予報士の河津真人(@makotokawazu)です。
前回は気象予報士試験の難易度について書いてみました。
今回のテーマは、「試験に合格するまでにはどのくらい時間がかかるのか」です。
3分の2の人が難しかったという気象予報士試験。どのくらい勉強すればいいのか不安になる方も多いと思います。
今回もアンケートを取って、調べてみました!
2~3回目の試験で合格する人が最も多い
またまた気象予報士の方にアンケートです!気象予報士試験に何回目で合格しましたか?これから気象予報士を受ける方への参考になる記事を書きたいのでご協力お願いします!
— 気象キャスター 河津真人 (@makotokawazu) 2017年9月26日
早速アンケート結果からみてみましょう。
2~3回目の試験で合格した!という人が一番多くなりました。
試験は半年に1回ペースなので、1年から1年半くらいの期間をかけて合格した人が多いということになりますね。
そんな中、1発合格!という方も2割いたのはおどろきました。何となく世間話で聞く感じだと10人にひとりくらいかな~と考えていましたが、けっこう多いですね。
がんばれば半年以内に受かることも不可能ではない!と考えると、希望が持てるのではないでしょうか。
4回目で合格
ちなみに私は4回目でようやく受かりました。勉強をはじめてすぐの時に1回目の試験を受けたのですが、結果は全滅…。
そこから本腰を入れて、2回目で一般知識に合格、3回目で専門知識に合格と段階を踏んでいき、学科試験は免除される状態にもって行きました。
4回目は実技試験だけに集中し、無事合格!すなおに嬉しかったですね~。勉強した期間は2年弱、といったところでしょうか。
仕事もしながらだったのであまりまとまった時間が取れなかったときもあったんですが、もともと一日8時間とか長い時間勉強するのは苦手だったので、無理せず毎日少しずつやっていこうという感じでしたね。
3分割して3回で確実に受かろう!
気象予報士試験をこれから受ける方に、アンケートの結果や私の実体験からお伝えしたいのは、3回に分けて確実に合格しよう!ということです。
1発合格ももちろん不可能ではないですが、時間に余裕があったり、すでに学校で勉強していたり、というのでなければなかなかハードルが高いと思います。
前回の記事にも少し書きましたが、学科試験に受かるとその後2回までは免除されるので、実技試験だけに集中することができます。
車の運転だっていきなり公道を走るのはムチャですから、教習所で仮免学科試験、卒業検定を受けて、試験場で本試験を受ける…と段階を踏んでいきますよね。
それと一緒で、
一般知識
専門知識
実技試験
と3つに分かれている試験をひとつずつクリアしていくのが、多少時間はかかっても、無理なく合格できる道じゃないかと考えています!
実際、試験合格者の半分以上が、学科試験を免除されている人というデータもあるようです。いっぺんに合格するのはミスも許されないですし、やっぱり大変なんですよね。
段階を踏んでいけばほとんどの人が車の免許をちゃんと取得できるように、気象予報士試験もちゃんと計画して勉強すれば合格できます。
ぜひアンケート結果や私の体験を参考に、勉強してみてください~!
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