気象予報士の河津真人(@makotokawazu)です。

きょうの東京は昼間は日ざしが出て、気温も27.4℃まで上がりました。

きのうの記事の予想よりも高くはなりましたが、夜からは雨が降ってきて、今これを書いている23時前の時点で20℃を下回っています。

雨はあす2日(土)の午前中くらいまでは残りそうで、あすも気温はあまり上がらない見込みです。



東北、梅雨明けなかったってよ



気象庁は毎年9月頭にその年の梅雨の振り返りを発表しています。

5月から7月にかけては梅雨入りや梅雨明けがいつもニュースになりますが、実はあれは速報値なんです。夏の終わりに改めて梅雨入りと梅雨明けがいつごろだったのか確定値を発表しています。

(気象庁ウェブサイトより)

気象庁は混乱を避けるためか、確定値を出すときに速報値をサイトから消してしまうんですよね。

ただ、一応私は検証したい派なので、こうして魚拓をとっているわけです!

(気象庁資料より)

そしてこちらがきょう発表された梅雨入り、明けの確定値一覧です。

沖縄・奄美では速報値から変わっていませんが、九州以北は結構差がありますね。

関東はほかの地方に比べて、一足早く梅雨入りして梅雨明けしたということになるんですね。確かに7月上旬~中旬は晴れて暑かったので、梅雨明けしてるんじゃない?と思っておりました。

 

一方、東北では南部の梅雨入りが6月30日に修正されていますが、これは1951年からの統計で最も遅い日にちになるそうです。

また、東北の南部、北部ともに梅雨明けは特定しないとなっています。これははっきり梅雨明けせず、真夏らしい天気にはならなかったということを表しています。

関東もそうですが、東北の主に太平洋側では8月は本当に不順な天候だったので、この見直しはある意味当然とも言えますね。

 

梅雨入りも明けもリアルタイムで判断していかなければならないので、振り返ってみればズレが出てくるのはある程度仕方のないことです。

ただ、第五の季節とも呼べる梅雨をしっかり検証することは重要だと思います。特に今年はイレギュラーな感じになりましたから、しっかり胸に刻んでおきたいですね。