午前中から静岡がぶっちぎりで暑くなってますが何か特殊なお祭りでもやっているんでしょうか😵静岡市中心部は10時過ぎに36.9℃まで上がって今年最高の気温になっています! pic.twitter.com/cVWWWC1Xad
— 気象キャスター 河津真人 (@makotokawazu) 2017年8月26日
※山崎豊子の小説については↓へスクロールしてください
気象予報士の河津真人(@makotokawazu)です。
きょうは静岡県で気温が非常に高くなっています。静岡市中心部では38.0℃まで上がり、今年一番の暑さになりました。
38℃というと歴代でもトップ10に入るような高温記録となります。静岡は私の気象予報士人生のふるさとと呼べる場所なんで、無理やり関東におりまぜて予報をしたりしているので、静岡にお住まいの方はぜひチェックしてみてください。
あすは秋の空気第一弾が入ってきます
きょう26日(土)の天気図とあす27日(日)の予想天気図をGIFにしてみました。
久しぶりに天気図を載せてみたのは、これを見れば季節が夏から秋に変わってくることがわかるからなんです。
きょうからあすにかけて、中国大陸に中心がある(マークがある)高気圧が本州のほうまで移動してきます。
広い陸地である大陸は海に比べて冷えやすいので、一足早く秋の空気に変わっています。その秋の空気が日本へと移動してくるので、関東や静岡などではこの暑さが落ち着いてきそうです。
西日本では晴れて30℃以上になりますが、湿度は低くなるので、比較的カラッとした暑さになる見込みです。
山崎豊子の小説を読むコツは「全部読もうとしない」
いきなり私事ですが、先日山崎豊子さんの小説「不毛地帯」を読みました。
文庫本5冊と大作ですが、読みだすとその面白さに一気に最後まで読み進めてしまいます。
元陸軍の参謀だった男が終戦後に商社でその辣腕を振るう…といった話なのですが、元新聞記者ならではのさすがの取材力で、内容の重厚さに舌を巻くばかりです。
実は一巻の前半部分が主人公のシベリア抑留の話で占められていますが、そこの話が読んでいるだけでも実に辛く、読むのをやめてしまう人も少なくないのだとか。
確かにそこでの筆舌に尽くしがたい経験があってこその物語だとは思うのですが、本編の商社での活躍ぶりを読まずにやめてしまうのはもったいない限りです。
なので、これから読んでみようと思った方、もしくは手に取ってみたけど挫折してしまった方は、ぜひ一巻の後半から読んでみてください!
シベリアの話はあくまでプロローグなので、読み飛ばしてしまっても後から内容は把握できますから大丈夫です。
ちなみに、同じく山崎さんの「沈まぬ太陽」も全五巻ですが、一、二巻のアフリカ編は極論読み飛ばして、三巻の航空機事故編から読むのもアリだと思います!
完全に予報よりも字数が多くなってしまいましたがw もうすぐ読書の秋ですので読んでみてください~!
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