気象予報士の河津です。
弊社ウェザーマップでは、さくらの開花予想を発表しています。
http://sakura.weathermap.jp/

年々この予想も定着してきているようで、国内はもちろん最近は海外からもアクセスや問い合わせがあるようです。
実際、去年桜が見ごろの時期に上野公園に行ったら、日本語より外国語が飛び交っていましたからね。

開花とは?見頃はいつ?


例えば東京は現時点の予想では3月25日に開花する予想となっています。
どこの桜の開花を予想しているのかというと、各都道府県の気象台が指定している「標本木」です。
東京の桜の標本木は靖国神社にあるのですが、その桜の花が「5~6輪」以上開くと、気象庁が開花の発表を行います。
その発表がいつになりそうなのかを予想しているわけです。なので巷の桜の咲き具合とは少しタイムラグもあるかと思いますが、経験的には開花の発表があってから少し経つと、巷の桜も咲いてくる気がします。

予想しているのは開花だけではありません。「満開」や「見頃」も予想しています。
気象庁の満開の定義は標本木の「約80%以上のつぼみが開いた」状態となっています。目測ですがきちんとこれを毎年観測しているわけです。
開花してからどの位で満開になるかは、その土地や気温の推移にもよりますが、だいたい1週間程度になると思います。
気温が極端に高(低)かったりすると、満開になるまでの期間が短(長)くなります。

3月の気温はどうなる?


(気象庁公式サイトより)

気象庁は「季節予報」というのを発表しています。
1か月単位、あるいは四季ごとの単位で予報を発表するのですが、当然日ごとに天気や気温がどうなるかは予想できないので、1か月平均、季節平均で気温や降水量がどうなるかを発表しています。

上の図が3月の気温がどうなるかを表しているのですが、気温が平年より高くなるか低くなるかを「確率」で予想しています。
ですが正直、ぱっと見ではわかりにくいので、暖色系なら気温が高め、寒色系なら気温が低めになりそうといった感覚で見てもらえればよいかと。
沖縄~西・東日本では平年並みの気温になる予想、北日本は平年よりも高めの気温になる予想になっていますが、気温が高めになると桜は早く咲く傾向にあるので、北日本では今年の桜は早めに咲くかもしれないですね。

なお、桜の開花予想は随時更新されていくので、まめにチェックしながらお花見の予定を立ててください~。